安楽智大の現在は?2026年メキシコ成績17セーブと楽天退団の経緯を徹底解説
2026年10月現在、元東北楽天ゴールデンイーグルスの安楽智大投手は、メキシカンリーグのディアブロス・ロホス・デル・メヒコ(メキシコシティ・レッドデビルズ)でプレーしています。2026年シーズンは46試合に登板し、防御率2.89、17セーブ、5勝0敗を記録。2025年に22セーブでリーグ最多セーブのタイトルを獲得した実績に続き、メキシコで救援投手として結果を残しています。
一方、日本球界を離れた背景には、2023年に発覚した東北楽天ゴールデンイーグルスでのパワーハラスメント問題がありました。甲子園で注目を集め、2014年ドラフト1位でプロ入りした投手は、なぜ海外でキャリアを続けることになったのでしょうか。2026年の最新成績、楽天退団の経緯、メキシコでの評価、日本球界復帰の可能性を整理します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 現在の所属:メキシカンリーグのディアブロス・ロホス・デル・メヒコ(メキシコシティ・レッドデビルズ)。
- 2026年の成績:46試合、5勝0敗、防御率2.89、17セーブ、48奪三振。
- 2025年の実績:47試合で22セーブを挙げ、メキシカンリーグの最多セーブタイトルを獲得。
- 楽天退団の理由:球団の調査で後輩選手へのハラスメント行為が「ほぼ事実」と認定され、2023年11月に保留選手名簿から外された。
- 日本球界復帰:メキシコでの成績は評価材料になる一方、NPB復帰が決まったとする公式発表はない。
【2026年最新】安楽智大の現在の所属球団と成績を確認
安楽智大の現在の所属先は、メキシコのプロ野球リーグであるリーガ・メヒカーナ・デ・ベイスボル(LMB)のディアブロス・ロホス・デル・メヒコです。日本では「メキシコシティ・レッドデビルズ」の名称でも紹介されています。
球団公式選手ページとメキシカンリーグの公式選手データには、2026年シーズンの成績が掲載されています。10月時点で確認できるシーズン成績は、46試合登板、5勝0敗、防御率2.89、17セーブです。
| 項目 | 2026年成績 |
|---|---|
| 所属球団 | ディアブロス・ロホス・デル・メヒコ |
| 登板数 | 46試合 |
| 勝敗 | 5勝0敗 |
| 防御率 | 2.89 |
| セーブ数 | 17セーブ |
| 投球回 | 46回2/3 |
| 奪三振 | 48 |
| 与四球 | 9 |
| WHIP | 1.20 |
注目したいのは、防御率2.89という数字だけではありません。46回2/3を投げて48三振を奪い、与四球を9に抑えています。投球回を上回る奪三振数を記録しながら、四球を少なく抑えている点は、救援投手としての安定性を考えるうえで重要な材料です。
また、17セーブという数字は、2026年も抑えとして一定の役割を担っていたことを示しています。ただし、2025年の22セーブと単純に比較するだけでは、チームのセーブ機会や起用法の違いを反映できません。登板数、投球回、失点、四球なども合わせて評価する必要があります。
なお、これらはメキシカンリーグの公式記録に掲載された成績であり、NPBの成績とは別に扱う必要があります。日本球界での評価を考える際には、リーグ環境や対戦打者の違いも考慮しなければなりません。

【2025年は22セーブ】メキシコで最多セーブを獲得した実績
安楽がメキシコで大きく評価を高めた転機は、2025年シーズンです。メキシカンリーグの公式記録によると、47試合に登板して1勝2敗、防御率2.98、22セーブを記録しました。22セーブはリーグ最多で、救援投手としてタイトルを獲得しています。
2024年は47試合に登板し、1勝2敗、防御率3.50、4セーブでした。移籍1年目から継続して登板機会を得て、2年目には抑えとしての役割を強め、最多セーブのタイトルにつなげた形です。
2025年の実績を理解するうえで重要なのは、単にセーブ数が増えたことではありません。2024年は主に救援投手として47試合に登板しながら4セーブだったのに対し、2025年は登板数をほぼ維持したまま22セーブまで伸ばしています。これはチーム内での役割が変化したことを示す数字です。
2025年8月には、メキシカンリーグのレギュラーシーズン終了時点で最多セーブのタイトルが確定しました。野球専門メディアのFull-Countも、安楽が22セーブを挙げてタイトルを獲得したことを報じています。前年の最多ホールドに続くタイトル獲得として紹介されました。
さらに、2025年9月にはポストシーズンの南地区優勝決定シリーズでチームの勝利に貢献し、胴上げ投手にもなっています。レギュラーシーズンの数字だけでなく、優勝を争う試合でも登板機会を得たことは、チーム内での役割を考える材料になります。
ただし、2025年にタイトルを獲得したことと、2026年にも同じタイトルを獲得したことは別です。2026年の公式記録で確認できるのは17セーブ、防御率2.89などの成績であり、2025年の最多セーブ実績と混同しないことが大切です。
【楽天退団の理由】2023年のパワハラ問題は何があったのか
安楽智大が楽天を退団した直接的な理由は、2023年11月に表面化した、後輩選手に対するパワーハラスメント問題です。複数の後輩選手からハラスメント行為を訴える声が上がり、球団が調査を実施しました。
東北楽天ゴールデンイーグルスは2023年11月25日、安楽に関する報道を受け、事実確認を進めると公式発表しました。その後、球団は選手やスタッフへのアンケート、本人への聞き取りなどを実施。11月30日の記者会見で、森井誠之球団社長は報道されていた行為について「ほぼ事実」と認定したと説明しました。
日刊スポーツなどの報道によると、球団が調査対象とした選手・スタッフら137人のうち、アンケートの回答率は92%でした。直接被害を受けたとする回答は約10人、行為を見聞きしたとする回答は約40人に上ったとされています。
報道で伝えられた問題行為には、後輩への暴言や人格を否定する言動、ロッカールームでの不適切な行為の強要、食事の誘いを断った選手への深夜の執拗な電話、罰金名目での金銭徴収などが含まれていました。球団は複数回の聞き取りを行い、事実関係を確認したうえで対応を決めています。
その結果、安楽は翌シーズンの保留選手名簿に記載されず、2023年12月1日付で自由契約選手として公示されました。球団は2024年シーズンに再契約する可能性を否定しており、これが楽天退団に至る直接的な経緯です。
ここで区別しておきたいのは、退団の理由と、その後の野球人生に対する評価です。退団は単なる戦力外や成績不振によるものではなく、球団が調査したハラスメント問題への対応でした。一方、メキシコでの登板実績は、退団後に選手として積み重ねた別の事実です。競技成績が改善したとしても、過去の問題がなかったことになるわけではありません。

【済美高校からドラフト1位へ】安楽智大の経歴とNPB通算成績
安楽智大は1996年11月4日生まれ、愛媛県出身の右投左打の投手です。済美高校時代に全国的な注目を集め、2014年のドラフト会議で東北楽天ゴールデンイーグルスから1位指名を受けました。日本野球機構(NPB)の選手データにも、済美高出身、2014年ドラフト1位と記録されています。
高校時代の大きな実績は、2013年春の選抜高校野球大会で済美高校を準優勝に導いたことです。2年生エースとして注目され、同大会では5試合で計772球を投げたことも話題になりました。高校野球界で将来を期待された投手の一人でした。
プロ入り後は先発投手として経験を積み、2020年ごろから中継ぎを中心に起用されるようになります。2021年は58試合に登板し、防御率2.08を記録。2022年は52試合、2023年は57試合に登板し、3年連続で50試合以上を投げる救援投手としてチームを支えました。
NPB公式の年度別成績によると、楽天時代の通算成績は次のとおりです。
- 通算登板:231試合
- 通算勝敗:18勝21敗
- 通算セーブ:3
- 通算ホールド:50
- 通算投球回:365回2/3
- 通算奪三振:277
- 通算防御率:3.59
この数字から分かるのは、安楽がNPBでは主に中継ぎ・救援投手としてキャリアを築いたということです。特に2021年の防御率2.08は、当時の安定した投球を示す代表的な記録です。
一方、NPB通算のセーブ数は3であり、2025年のメキシカンリーグでの22セーブとは役割が異なります。日本時代はセットアッパーとしての登板が中心だったのに対し、メキシコでは抑えとしてセーブ機会を任されるようになりました。数字を比較するときは、起用法の違いを踏まえる必要があります。
【メキシコでの評判】「皇帝」の愛称と投手としての評価
メキシコでの安楽は、「El Emperador(エル・エンペラドール)」、日本語で「皇帝」を意味する愛称でも知られています。野球専門メディアのFull-Countは2025年、現地での活躍や球団による愛称の使用、安楽の投球に対する現地メディアの評価を報じました。
こうした評価の背景には、実際の登板成績があります。2024年は47試合で防御率3.50、4セーブ。2025年は47試合で防御率2.98、22セーブと数字を伸ばしました。2026年も46試合で防御率2.89、17セーブを記録しています。少なくとも公式記録からは、複数シーズンにわたって救援投手として登板機会を確保していることが確認できます。
メキシカンリーグは、球場や地域、対戦チームによって得点環境が異なります。メキシコシティの本拠地球場は標高の高い場所にあり、打球の飛び方など投球環境に影響する要素もあります。Full-Countも、メキシコの打高傾向や球場環境に触れながら安楽の成績を紹介してきました。
ただし、メキシコで防御率2点台を記録したことだけで、NPBでも同等の成績を残せると断定することはできません。対戦打者の水準、使用球、球場、登板間隔、チーム内での役割などが違うためです。日本球界への復帰を評価する場合には、球速や奪三振率、与四球率に加え、NPBの打者に対してどのような投球ができるかを検討する必要があります。
また、選手としての評価と、過去のハラスメント問題に対する社会的な評価も別の軸です。現地で愛称が使われ、チームに貢献していることは競技面での情報ですが、それだけで問題への反省や被害を受けた選手との関係がどうなったかまで判断することはできません。公表された競技成績と、確認できる問題対応の情報を分けて捉えることが重要です。

【日本球界復帰の可能性】成績だけでは判断できない3つの条件
安楽智大の日本球界復帰については、2026年10月時点で、NPB球団との契約決定を示す公式発表は確認できません。メキシコで継続して登板し、2025年に最多セーブのタイトルを獲得したことは、投手としての評価材料になります。しかし、成績が良ければ自動的にNPBへ戻れるというわけではありません。
復帰の可能性を考える際には、少なくとも次の3点を分けて考える必要があります。
1. NPBで通用する投球を示せるか
2026年の防御率2.89、17セーブ、48奪三振は、救援投手として検討する価値のある実績です。ただし、NPB球団が獲得を判断する際には、現在の球速や変化球、制球力、連投への対応力など、より詳細な情報が必要になります。メキシコでの成績は判断材料の一つであり、NPBでの成功を保証するものではありません。
2. 球団が獲得リスクをどう評価するか
安楽の場合、2023年の問題が一般的な成績不振による退団とは異なる点が大きな課題です。球団の調査でハラスメント行為が「ほぼ事実」と認定され、自由契約となった経緯があるため、獲得を検討する球団があれば、競技面だけでなく、組織運営や選手間の信頼、安全な職場環境への対応も判断材料になると考えられます。
3. 本人の対応や球団との合意があるか
復帰には、本人の意向だけでなく、獲得を希望する球団の存在や契約条件の合意など、具体的な動きが必要です。現時点では、NPB復帰が決まったことを示す公式発表はありません。したがって、「日本復帰が確実」「特定球団が獲得する」といった見方を事実として扱うことはできません。
制度上、海外でプレーしていること自体がNPB復帰を一律に不可能にするわけではありません。ただし、制度上の可能性があることと、実際に球団が獲得する見通しが立っていることは別です。2025年のタイトルや2026年の成績は競技面でのプラス材料ですが、それだけで復帰の実現性を判断することはできません。
【プロの結論】安楽智大の現在を判断するためのポイント
安楽智大の現在を理解するには、「メキシコで活躍している投手」という側面と、「楽天をハラスメント問題で退団した元NPB選手」という側面を、どちらか一方に偏らずに把握する必要があります。
競技面では、2025年の22セーブで最多セーブのタイトルを獲得し、2026年も防御率2.89、17セーブを記録しました。継続して登板機会を得ていることは、選手としての現状を示す明確なデータです。
一方、楽天退団の経緯は球団の調査と公式発表に基づくものであり、競技成績とは切り離して考えるべき問題です。野球選手の評価には、投球内容やチームへの貢献だけでなく、チームメートとの信頼関係や組織内での行動も関係します。
今後の動向を追う際には、次の3つを確認すると情報を整理しやすくなります。
- 競技成績:メキシカンリーグの公式記録で、防御率、登板数、セーブ数、奪三振、与四球を確認する。
- 所属先:ディアブロス・ロホス・デル・メヒコやリーグ公式の選手名簿、移籍情報を確認する。
- 日本復帰:NPB球団や本人による正式発表と、報道上の観測・予想を区別する。
特に注意したいのは、2025年の22セーブと2026年の17セーブを混同すること、そしてメキシコでの活躍を日本球界復帰の確定情報として扱うことです。最新の公式成績、退団に至った経緯、今後の契約発表をそれぞれ別の情報として確認することが、安楽智大の現在を正確に理解するための判断基準になります。
【安楽智大現在】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:安楽智大は2026年現在、どこの球団に所属していますか?
A1:メキシカンリーグのディアブロス・ロホス・デル・メヒコ(メキシコシティ・レッドデビルズ)です。球団公式選手ページとリーグ公式記録に、2026年シーズンの成績が掲載されています。
Q2:安楽智大の2026年の成績はどのくらいですか?
A2:公式記録では46試合に登板し、5勝0敗、防御率2.89、17セーブ、48奪三振、与四球9を記録しています。2025年の22セーブとは別シーズンの成績です。
Q3:安楽智大が楽天を退団した理由は何ですか?
A3:2023年に発覚した後輩選手へのパワーハラスメント問題が理由です。楽天は調査を実施し、11月30日の記者会見で報道されていた行為を「ほぼ事実」と認定したと説明しました。その後、安楽は保留選手名簿に記載されず、自由契約となりました。
Q4:安楽智大は2025年にメキシカンリーグのセーブ王になったのですか?
A4:はい。2025年は47試合に登板し、22セーブを記録してリーグ最多セーブのタイトルを獲得しました。防御率は2.98でした。
Q5:安楽智大が日本球界に復帰する可能性はありますか?
A5:海外でプレーしていること自体がNPB復帰を一律に不可能にするわけではありません。ただし、2026年10月時点で復帰を決定づける公式発表は確認できません。メキシコでの成績に加え、獲得を希望する球団の有無や、2023年の問題を踏まえた対応などが判断材料になると考えられます。
まとめ:安楽智大の現在と今後の動向
2026年10月現在、安楽智大はメキシコシティ・レッドデビルズでプレーし、46試合登板、防御率2.89、17セーブという成績を残しています。2025年には22セーブで最多セーブのタイトルを獲得しており、メキシカンリーグで救援投手として実績を積み重ねてきました。
楽天退団の背景には、2023年に球団が調査し、報道された行為を「ほぼ事実」と認定したパワーハラスメント問題があります。メキシコでの活躍は選手としての現在を示すものですが、退団に至った経緯とは別に考える必要があります。
日本球界への復帰については、現時点で確定した情報はありません。今後はメキシカンリーグの公式成績や所属球団の発表、NPB球団からの正式な契約発表が判断の手がかりになります。2025年のタイトル、2026年の成績、そして過去の問題への対応をそれぞれ確認することが、安楽智大の今後を見極めるうえで重要です。 (出典: 安楽 智 大 現在(Yahoo!ニュース))