フェブラリーステークス予想2026総括|連覇の記録と過去データで次回攻略を徹底解説
2026年のフェブラリーステークスは、コスタノヴァがC.ルメール騎手とのコンビで差し切り勝ちを収め、前年に続く連覇を達成した。2着はウィルソンテソーロ、3着は1番人気のダブルハートボンド。東京ダート1600mを舞台に、上位人気馬が実力を発揮する結果となった。JRA公式成績によると、勝ち時計は1分35秒4、コスタノヴァの推定上がり3ハロンは35秒2だった。
ただし、2026年10月時点で次回の予想を考えるうえでは、見逃せない変化がある。JRAは10月22日、2025年・2026年のフェブラリーステークスを連覇したコスタノヴァの競走馬登録抹消を発表した。次回は同馬の3連覇を前提にできない。過去のレース結果、人気とオッズ、東京ダート1600mの特性、そして現役馬の近況を組み合わせて予想を組み立てる必要がある。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 2026年の結果:コスタノヴァが1着、ウィルソンテソーロが2着、ダブルハートボンドが3着。上位3頭は2番人気、3番人気、1番人気の順だった。
- 過去データ:JRAの過去10年分析では、3着以内30頭のうち22頭が5番人気以内。年齢や前走距離も予想の重要な判断材料になる。
- 次回の攻略:コスタノヴァは現役を引退。次回は有力馬の近況、前走の距離と内容、展開、最終オッズを確認し、買い目を絞りたい。
【2026年の結果を検証】コスタノヴァが差し切り、歴史的な連覇を達成
第43回フェブラリーステークスは、2026年2月22日に東京競馬場のダート1600mで行われた。出走馬は16頭、天候は晴れ、馬場状態は良。コスタノヴァは1分35秒4でゴールし、ウィルソンテソーロに半馬身差をつけた。
レース序盤はシックスペンスが先頭に立ち、ロードクロンヌやペプチドナイルが前方で運ぶ展開となった。ダブルハートボンドは好位、ウィルソンテソーロとコスタノヴァは中団付近で脚をためた。1000m通過は59秒2。先行勢が直線で粘り込みを図るなか、最後に伸びたのが中団から外へ進路を取ったコスタノヴァだった。
JRAのレース回顧によると、C.ルメール騎手はスタートを決めたことで落ち着いて走れたこと、直線で外へ出してからの反応が良かったことを振り返っている。前年の勝利に続く連覇は、単に末脚の強さだけではなく、スタートから道中の位置取り、直線での進路選択がかみ合った結果といえる。
2026年の上位馬を比較すると、コスタノヴァは推定上がり35秒2、ウィルソンテソーロは35秒7、ダブルハートボンドは36秒0だった。勝ち馬は中団から脚を伸ばし、先行勢を捕らえた。次回の展開予想でも、先行馬の数だけでなく、直線まで余力を残せる位置取りと末脚の持続力を評価したい。
なお、コスタノヴァは2025年にレイチェル・キング騎手とのコンビで優勝し、2026年はC.ルメール騎手とのコンビで連覇を達成した。JRAの記録では、ルメール騎手にとって同レース3勝目となる。2020年のモズアスコット、2021年のカフェファラオに続く勝利で、同騎手のフェブラリーステークスにおける実績も際立った。

【過去データと歴代優勝馬】人気・年齢・前走距離から見える攻略の軸
フェブラリーステークスの予想では、直近の着順だけを追うよりも、過去10年の傾向と各馬の臨戦過程を重ねて考えたい。JRAのデータ分析では、過去10年の連対馬20頭のうち17頭が5番人気以内だった。3着以内馬30頭に限っても、22頭を5番人気以内が占めている。
人気別では1番人気と2番人気がそれぞれ4勝。上位人気が安定して勝利を重ねている一方、3番人気は過去10年で勝利がない。したがって、単純に人気順で印を並べるのではなく、上位人気馬の信頼度を確認しながら、2着・3着候補に妙味のある馬を加える考え方が現実的だ。
年齢にも注目したい。JRAの集計では、過去10年の3着以内馬30頭中24頭が6歳以下だった。さらに、同期間の優勝馬10頭は全頭が6歳以下で、前走距離は1400mまたは1800m、前走の単勝人気は6番人気以内という共通点があった。これらは絶対条件ではないものの、出走馬を比較するときの有効なチェック項目になる。
近年の歴代優勝馬と2026年の結果を整理すると、次のようになる。
| 年度 | 優勝馬・騎手 | 予想に生かしたいポイント |
|---|---|---|
| 2026年 | コスタノヴァ(C.ルメール) | 2番人気で優勝。推定上がり35秒2の末脚で連覇。 |
| 2025年 | コスタノヴァ(R.キング) | 2番人気で勝利。翌年の連覇につながった。 |
| 2024年 | ペプチドナイル(藤岡佑介) | 11番人気で優勝。人気だけでは評価しきれない例。 |
| 2023年 | レモンポップ(坂井瑠星) | 1番人気で優勝。上位人気の能力を評価する重要性を示す。 |
| 2022年 | カフェファラオ(福永祐一) | 前年に続く連覇。2025~2026年のコスタノヴァと重なる実績。 |
| 2021年 | カフェファラオ(C.ルメール) | 1番人気で勝利。翌年の連覇の起点となった。 |
この一覧から読み取れるのは、連覇を狙えるほどの実力馬が存在する一方、毎年同じ人気傾向になるわけではないということだ。2024年のペプチドナイルは11番人気で勝利したが、JRAの過去10年データでは11番人気以下の馬の勝利は1回にとどまる。穴馬の存在を無視する必要はないが、人気薄という理由だけで買い目に加えるのは合理的ではない。
また、過去10年の優勝馬は全頭が前走1400mまたは1800mからの臨戦だった。マイル戦での実績だけでなく、短距離寄りのスピードを持つ馬が距離を延ばすケースや、中距離で培った持続力を生かすケースにも目を向けたい。前走の着順に加え、相手関係、位置取り、上がりの内容まで確認することが大切だ。
【東京ダート1600mの特徴】展開予想と上がり3ハロンの読み方
東京ダート1600mは、芝スタートからダートへ入る独特のコース。スタート直後の加速、序盤の位置取り、直線での持続力が結果に影響する。長い直線で差し脚を発揮できる一方、後方に置かれすぎると、前との差を詰めきれない可能性もある。
予想を組み立てる際は、まず逃げ・先行候補の頭数を確認する。複数の先行馬が競り合えば、序盤から脚を使わされ、差し馬に展開が向く可能性が高まる。反対に、先行候補が少なく、無理なく隊列が決まるなら、前で運ぶ馬が粘り込む余地も生まれる。
2026年はシックスペンスが逃げ、ロードクロンヌやペプチドナイルが先行した。4コーナーでも前方にいた馬が直線で伸びを欠く一方、中団にいたコスタノヴァが差し切った。勝ち馬の推定上がり35秒2は、上位3頭のなかで最速だった。展開を読むうえでは、単純な前残り・差し有利の判断より、先行勢がどの程度の負荷を受けるかを見極めることが重要だ。
上がり3ハロンは、ゴール前の約600mをどれだけ速く走ったかを示す指標である。ただし、数字だけで馬の能力を決めつけるのは危険だ。後方で脚を温存した馬と、先行して早めに動いた馬では、同じ上がりタイムでもレース中に受けた負荷が異なる。
次回のフェブラリーステークス予想では、過去の上がりタイムに加えて、道中の通過順位、4コーナーでの位置、直線での進路をセットで確認したい。後方から速い上がりを記録しても、届かずに終わる馬はいる。反対に、先行して上がりが多少かかっても、展開に恵まれて好走する馬もいる。数字をレース映像や通過順位と照らし合わせることで、評価の精度を高められる。

【2026年の有力馬を振り返る】ウィルソンテソーロとダブルハートボンドの評価
ウィルソンテソーロは2026年のフェブラリーステークスで3番人気、2着。勝ち馬との差は半馬身で、推定上がりは35秒7だった。直線でコスタノヴァと競り合った内容からも、東京ダート1600mで上位争いができる能力を示した一頭だ。
その後の2026年も好成績を残している。競走成績の記録によると、5月5日のかしわ記念では優勝、6月24日のさきたま杯では2着、10月12日のマイルチャンピオンシップ南部杯では3着だった。異なる競馬場での実績も含めて、距離適性と安定感を評価したい。次回の出走に向けては、年齢だけで判断せず、直近の走りや状態を確認する必要がある。
ダブルハートボンドは2026年のフェブラリーステークスで1番人気に支持され、3着に入った。勝ち馬との差は0秒2で、推定上がりは36秒0。好位でレースを進め、直線でも勝負に加わったが、最後は差し脚に屈した。1番人気で勝てなかったという結果だけで評価を下げるよりも、相手関係や展開、次走での距離条件を含めて判断したい。
同馬は2025年のチャンピオンズカップを制した実績を持ち、2026年10月6日のレディスプレリュードでは4着だった。フェブラリーステークスの1600mと、1800mを中心とするレースでは求められる適性が異なる。次回の予想では、単純な着順比較にとどまらず、距離とコース形態が能力発揮に合うかどうかを見極めたい。
一方、コスタノヴァについては状況が変わった。JRAは2026年10月22日付で競走馬登録抹消を発表し、今後は種牡馬となる予定としている。2025年と2026年の優勝馬を次回の本命候補として扱うことはできない。コスタノヴァの連覇は、次回の出走馬を選ぶ際に参照する過去の成功例として位置づけるべきだ。
【オッズ分析と穴馬予想】人気薄を買うなら根拠を明確にする
2026年の単勝オッズは、コスタノヴァが3.4倍で2番人気、ウィルソンテソーロが5.4倍で3番人気、ダブルハートボンドが3.0倍で1番人気だった。結果は2番人気、3番人気、1番人気の順。上位人気馬が実力を発揮したレースだった。
主な払戻金は、単勝340円、複勝130円・160円・130円、馬連890円、馬単1560円、3連複1080円、3連単5080円。いずれも100円の購入に対する払戻金で、購入額そのものを差し引いた利益ではない。人気上位馬で決着したため、3連単でも大きな配当にはならなかった。
ここで注意したいのが、人気とオッズは同じ意味ではないという点だ。人気は投票状況に基づく順位、オッズは的中時の払戻倍率を示す。能力が高い馬でも、支持が集中してオッズが低ければ、馬券としての妙味は小さくなる場合がある。予想では、勝つ可能性と、提示されたオッズに見合う価値があるかを分けて考えたい。
穴馬予想では、人気が低いこと自体を買う理由にしない。前走で不利があった、距離短縮・延長が合いそう、展開が向きそう、東京ダート1600mで持ち味を出せそうなど、好走を説明できる材料が必要だ。2026年は10番人気のブライアンセンスが4着に入り、勝ち馬から0秒3差まで迫った。人気薄でも上位争いに加わる馬はいるが、馬券圏内に入るかどうかは別の問題である。
次回の馬券の買い目は、出走馬と枠順、直前オッズが確定してから決めたい。基本的な組み立て方は次のとおりだ。
- 単勝・複勝:本命馬の勝ち切る力や、3着以内に入る安定感を重視する。オッズが低すぎる場合は、購入額に対するリターンも検討する。
- ワイド・馬連:能力上位の軸馬を決め、相手には展開や距離適性で浮上する馬を加える。的中率と配当のバランスを取りやすい。
- 3連複:上位人気馬を軸にしつつ、3着候補に根拠のある穴馬を加える。候補を増やしすぎると購入点数も増えるため、相手選びが重要になる。
- 3連単:1着馬を絞れるだけの根拠がある場合に検討する。着順まで当てる必要があるため、人気順だけで組み立てない。
予算を先に決め、買い目の点数から購入額を計算することも忘れたくない。高配当を狙って点数を無制限に増やすと、的中しても収支が改善しない場合がある。穴馬を買う場合ほど、なぜその馬を選んだのかを説明できる状態にしておきたい。

【プロの結論】次回のフェブラリーステークス予想で重視したい3つの基準
次回の予想で優先したいのは、過去10年の傾向、東京ダート1600mへの適性、直前オッズの3点である。どれか一つだけで本命を決めるのではなく、それぞれの材料が同じ馬を支持しているかを確認したい。
第一に、過去データで候補を絞る。 6歳以下、前走1400mまたは1800m、前走で一定以上の支持を受けていた馬は、過去の優勝馬に共通する条件と重なる。該当しない馬を機械的に消すのではなく、まずは有力候補を探すための目安として使う。
第二に、展開と末脚を組み合わせる。 逃げ・先行馬の数、序盤のペース、4コーナーでの位置取りを予測し、最後まで脚を使える馬を評価する。上がり3ハロンの数字は重要だが、後方からの追い込みが届く展開なのか、先行馬が粘れる流れなのかまで考えたい。
第三に、能力評価と馬券の価値を分ける。 実力上位馬を本命にすることと、その馬の単勝を買うことは同じではない。人気が集中しているなら、複勝やワイド、馬連、3連複など、予想の確度に合った券種を選ぶ方法もある。穴馬は人気薄という理由ではなく、展開や適性から浮上する根拠がある馬に限定する。
なお、2026年10月23日時点では、次回のフェブラリーステークスの出走馬や最終オッズは確定していない。現段階で馬名を固定した買い目を作るより、出走予定馬の近況、前走の内容、枠順、馬場状態が明らかになってから評価を更新する方が合理的だ。
【フェブラリーステークス予想】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年のフェブラリーステークスの優勝馬は?
A1:コスタノヴァ。2026年2月22日に東京競馬場のダート1600mで行われた第43回を、C.ルメール騎手とのコンビで制した。2着はウィルソンテソーロ、3着はダブルハートボンドだった。
Q2:フェブラリーステークスは何番人気の馬が有利?
A2:JRAの過去10年の集計では、1番人気と2番人気がそれぞれ4勝し、3着以内馬30頭のうち22頭が5番人気以内だった。ただし、2024年には11番人気のペプチドナイルが優勝している。上位人気を基本にしながら、穴馬には好走の根拠があるかを確認したい。
Q3:コスタノヴァは次回も出走する?
A3:JRAは2026年10月22日付でコスタノヴァの競走馬登録抹消を発表し、種牡馬となる予定を公表している。そのため、次回のフェブラリーステークスでは同馬の出走を前提に予想することはできない。
Q4:馬券の買い目は何を基準に決めればいい?
A4:過去データ、東京ダート1600mへの適性、展開、直前オッズを組み合わせて決めたい。軸馬の信頼度が高い場合はワイドや馬連、3着候補まで評価できる場合は3連複など、予想の確度と予算に合った券種を選ぶことが大切だ。
まとめ:2026年の結果を次回の予想に生かす判断基準
2026年のフェブラリーステークスは、コスタノヴァが1分35秒4で差し切り、連覇を達成した。ウィルソンテソーロが2着、ダブルハートボンドが3着に入り、上位人気馬の能力が結果に反映された一戦だった。払戻金も比較的落ち着いた水準となり、人気と能力の関係を考えるうえで参考になる結果だった。
一方、過去データには人気薄の勝利も含まれる。2024年のペプチドナイルのような例外を踏まえつつ、人気だけに頼らず、前走距離、年齢、コース適性、上がり3ハロン、展開を組み合わせて評価することが重要だ。
そして2026年10月には、連覇を成し遂げたコスタノヴァの現役引退が発表された。次回は新たな勢力図のなかで、どの馬が東京ダート1600mへの適性と末脚を示すのかが焦点となる。過去の数字を出発点にしながら、出走馬の近況と最終オッズを確認し、根拠のある買い目に絞ることが、フェブラリーステークス予想の基本となる。
※競馬は結果を保証できない。馬券の購入は無理のない予算内で行い、的中だけでなく購入額と払戻金を含めた収支で判断したい。 (出典: フェブラリー ステークス 予想(Yahoo!ニュース))