豊昇龍休場の理由は右膝手術|秋場所全休から九州場所復帰まで2026年最新解説
2026年10月23日現在、大相撲の横綱・豊昇龍は、7月の名古屋場所で悪化した右膝のけがから復帰を目指しています。右膝内側側副靱帯損傷と診断され、7月29日に靱帯を修復する手術を受けた豊昇龍は、9月の秋場所を全休。その後はリハビリを続け、10月の秋巡業で相撲を取る稽古を再開しました。
大きな注目点は、11月8日初日の大相撲九州場所です。師匠の立浪親方は10月20日、九州場所からの復帰を明言しました。秋巡業では横綱・大の里らと稽古を重ね、実戦感覚を取り戻しつつあります。豊昇龍休場の理由から手術後の経過、休場歴、現在の稽古状況、九州場所の出場見通しまで、2026年の最新報道をもとに整理します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 休場の理由:名古屋場所で右膝の状態が悪化し、右膝内側側副靱帯損傷の手術を7月29日に受けた。
- 秋場所全休の経緯:手術後のリハビリと実戦稽古の遅れから、9月の秋場所は初日から休場した。
- 現在の状況:10月10日に秋巡業へ合流し、14日以降は相撲を取る稽古も再開。18日には18番を取った。
- 九州場所の見通し:立浪親方が10月20日に出場を明言。11月8日からの本場所復帰に向け、調整が進んでいる。
【豊昇龍休場の理由】名古屋場所で右膝を悪化させ、7月29日に手術
豊昇龍が2026年に休場を重ねた最大の理由は、右膝の内側側副靱帯を損傷し、修復手術とリハビリが必要になったことです。
7月の名古屋場所では、以前から抱えていた右膝の問題が悪化しました。日刊スポーツの2026年7月25日の報道によると、師匠の立浪親方は、先場所から痛めていた右太もも裏のハムストリングスが十分に治っておらず、かばう動きによってほかの部位にも不調が出ていたと説明しています。
豊昇龍は名古屋場所の13日目まで土俵に上がりましたが、14日目の7月25日から途中休場。右膝の状態に加え、思うような相撲を取れないことも休場判断の背景にありました。立浪親方は、本人から「ふがいない相撲しか取れない」という申し出があったと明かしています。
場所終了後の7月29日、豊昇龍は右膝の内側側副靱帯を修復する手術を受けました。8月19日に健康診断で両国国技館を訪れた際には、手術を受けたことを公表。本人の説明では、医師から手術をしなければ復帰まで1年かかる可能性を告げられたことが、手術を決断する大きな理由になったといいます。
手術後は約1週間入院し、その後は立浪部屋でリハビリや上半身を中心としたトレーニングを続けました。豊昇龍自身も、以前から痛めていたものの、想定していた以上に状態が悪かったことを明かしています。
ここで押さえておきたいのは、休場の理由が単なる疲労や一時的な痛みではなかったという点です。靱帯の修復手術を受けた以上、歩けることや四股を踏めることと、立ち合いの衝撃や相手との攻防に耐えられることは別問題です。横綱として本場所を戦い抜くには、段階的な回復が欠かせませんでした。

【2026年最新年表】名古屋場所の途中休場から秋場所全休まで
豊昇龍の休場問題を理解するには、7月の手術だけでなく、秋場所への出場を模索した経過と、秋巡業での復帰までを時系列で確認する必要があります。
| 時期 | 出来事 | 状況・ポイント |
|---|---|---|
| 2026年7月25日 | 名古屋場所を途中休場 | 14日目から休場。右膝の状態悪化が背景にあった。 |
| 2026年7月29日 | 右膝の手術 | 内側側副靱帯を修復する手術を受け、約1週間入院。 |
| 2026年8月19日 | 手術を公表 | 本人が右膝の状態と手術の経緯を説明。秋場所への出場は厳しい状況となった。 |
| 2026年9月13日 | 秋場所を初日から休場 | 日本相撲協会が診断書を公表。右膝内側側副靱帯損傷で約3週間のリハビリ加療が必要とされた。 |
| 2026年10月5日 | 横綱土俵入りを披露 | 全日本力士選士権大会で取組には出ず、土俵入りに参加。秋巡業への途中合流を検討した。 |
| 2026年10月10日 | 秋巡業に合流 | 長野県松本市から参加。四股やすり足などの基礎運動に取り組んだ。 |
| 2026年10月14〜18日 | 相撲を取る稽古を再開 | 大の里らと実戦形式の稽古を重ね、18日には計18番を取った。 |
| 2026年10月20日 | 九州場所出場の方針が示される | 立浪親方が九州場所からの復帰を明言した。 |
| 2026年11月8日 | 九州場所初日 | 豊昇龍にとって7月の名古屋場所以来となる本場所復帰が見込まれる。 |
この年表で重要なのは、手術から秋場所までに約6週間があったものの、本場所に必要な実戦稽古を十分に積むことができなかった点です。
日本相撲協会が9月13日に公表した診断書では、右膝内側側副靱帯損傷に対し、今後約3週間のリハビリテーション加療が必要とされました。ただし、この期間は診断書に記載された加療の見込みであり、相撲への復帰時期を保証するものではありません。
9月上旬には立浪部屋で幕下以下の力士に胸を出すなど、稽古場で体を動かす姿も見られました。しかし、稽古後に患部の腫れが出ることもあり、相撲を取る稽古の再開は容易ではありませんでした。師匠も、出場させるには万全の状態が必要だという考えを示していました。
【秋場所全休の理由】回復の遅れと横綱としての出場判断
2026年9月の秋場所は、豊昇龍にとって初日から全休する場所となりました。手術後の回復が進んでいても、立ち合いから攻め合い、投げや寄りに対応するまでの準備が整わなかったためです。
9月4日の横綱審議委員会による稽古総見では、豊昇龍は土俵に姿を見せたものの、相撲を取る稽古には進めませんでした。その後、ぶつかり稽古で胸を出した際に患部への負担が表れ、翌日には稽古を休む場面もありました。
共同通信の9月10日の報道では、治療のために朝稽古を2日続けて休み、調整が大幅に遅れている状況が伝えられています。立浪親方も、四股や胸を出す動きはできても、相撲を取る段階には至っていないと説明していました。
横綱は、番付上の最高位にいるだけでなく、優勝争いを主導することを期待される立場です。一方で、故障を抱えたまま出場すれば、患部を再び痛める危険や、十分に力を発揮できない可能性があります。豊昇龍の場合、手術後の膝で実戦の負荷に耐えられるかを確認する時間が必要でした。
日本相撲協会の休場力士情報と当時の報道によると、秋場所を休場した時点で、豊昇龍は3場所連続休場、通算10度目の休場となりました。横綱在位10場所のうち休場は5度目で、初土俵を踏んだ2018年初場所以来、初日から休場するのも初めてでした。
この数字は、故障が一度の場所だけで終わらず、複数の場所に影響したことを示しています。ただし、休場の回数だけで現在の回復度や今後の成績を判断することはできません。九州場所に向けて何番の稽古をこなせるか、稽古後に痛みや腫れが出ないかが、より直接的な判断材料になります。

【豊昇龍の現在】秋巡業で稽古再開、大の里との実戦形式も
2026年10月23日時点で、豊昇龍は秋巡業に合流し、相撲を取る稽古を段階的に増やしています。秋巡業は10月6日に茨城県つくば市で始まりましたが、豊昇龍は右膝内側側副靱帯損傷のため当初は休場。10月8日の診察結果を踏まえ、10日から長野県松本市で途中合流しました。
10月5日には明治神宮と両国国技館で横綱土俵入りを披露しましたが、これは取組への復帰とは異なります。本人は土俵入りを終えた際、久しぶりに披露できたことに安堵した様子を見せていました。実際に相手とぶつかり合う稽古への復帰は、その後の段階となりました。
10月10日の松本巡業では、四股やすり足などの基礎運動を中心に調整。10月14日の岐阜県高山市で相撲を取る稽古を再開し、横綱・大の里と10番取って7勝3敗でした。
続く10月16日の京都巡業では、計19番の稽古を実施。そのうち大の里との三番稽古では6勝8敗となりました。序盤に動けても後半に失速する課題が見られ、体力を戻す必要性が浮かび上がっています。スポーツ報知の報道では、八角理事長が、次の場所に出るのであれば十分な番数をこなす必要があるとの考えを示しました。
さらに10月18日の兵庫県姫路市では、平幕の湘南乃海、平戸海と連続で18番を取り、12勝6敗。稽古後には「順調。感覚を早く戻したい」との趣旨を語り、右膝のぐらつきや痛みについても問題ないと説明しました。スポニチアネックスの報道によると、豊昇龍は体が戻ってきたという手応えも口にしています。
ただし、稽古の勝敗だけで膝が完全に治ったと判断することはできません。短時間の稽古をこなせることと、本場所で15日間にわたって相手の当たりや投げに対応できることには差があります。稽古の番数を増やした後に腫れや痛みが出ないか、連日の負荷に耐えられるかも確認すべきポイントです。
【九州場所出場】立浪親方が10月20日に復帰を明言
豊昇龍の復帰時期をめぐって大きく動いたのが、10月20日の立浪親方の発言です。スポニチアネックスの報道によると、師匠は九州場所について「今回の巡業から出ていて、九州(場所)から復活します」と述べ、出場する方針を明言しました。
それ以前の9月27日にも、立浪親方は本人が「九州場所から大丈夫です」と話していることを明かしていました。ただし、当時は秋巡業での調整が必要で、出場に向けて稽古を積み重ねる段階でした。10月20日の発言は、その後に実戦形式の稽古を再開し、複数の巡業で番数を重ねたことを踏まえた判断です。
九州場所は11月8日に福岡国際センターで初日を迎えます。10月26日には番付発表が予定されており、豊昇龍の本場所復帰に向けた動向が注目されています。
もっとも、師匠が出場方針を明言したことと、膝の完全な回復が医学的に確認されたことは同じではありません。実戦稽古の量を増やしながら、患部の反応を確認していく必要があります。本人が出場を希望していても、痛みや腫れが再発すれば、最終的な判断が変わる可能性は残ります。
九州場所で特に注目したいのは、次の3点です。
- 稽古量:相撲を取る稽古を継続し、後半に体力が落ちる課題をどこまで改善できるか。
- 右膝の状態:強い当たりや投げを受けた後も、痛み、腫れ、ぐらつきが出ないか。
- 連日の負荷:1日の稽古だけでなく、翌日も十分に動ける状態を維持できるか。
これらが復帰の実効性を見極めるうえで重要です。九州場所への出場方針が示された現在、焦点は「土俵に戻れるか」から「本場所を戦い抜ける状態にあるか」へ移っています。

【豊昇龍の休場歴と立浪親方のコメント】復帰後に問われるもの
豊昇龍は、2026年に入ってから故障の影響を強く受けてきました。名古屋場所の途中休場に始まり、手術、夏巡業の休場、秋場所の全休と、土俵から離れる期間が続きました。秋場所の全休時点で通算10度目の休場となり、横綱としての出場機会にも影響が及んでいます。
立浪親方は、故障の回復を優先する一方で、横綱としての責任にも厳しい姿勢を示してきました。秋場所前には、出場させるなら万全の状態でなければならないという考えを明かし、復帰後には優勝を狙える状態まで仕上げる必要があると語っていました。
7月25日の休場時にも、師匠は本人が応援する人々に申し訳ないと謝っていたことを説明しています。豊昇龍自身も8月の取材で、ファンに申し訳ない気持ちと、早く復帰して戦う姿を見せたいという思いを明かしました。
一連の発言から見えるのは、復帰を急ぐ本人の意欲と、故障を再発させないために状態を整えたい師匠の考えです。横綱という地位を考えれば、出場すること自体が目標ではなく、優勝争いに加わる力を取り戻すことが求められます。
一方で、復帰場所からすぐに優勝できるかどうかだけで、手術後の回復を評価するのも適切ではありません。稽古量、立ち合いの反応、足の運び、終盤の体力、そして右膝の状態を総合的に見ていく必要があります。
九州場所は、豊昇龍にとって単に休場期間を終える場所ではありません。横綱としての相撲を取り戻し、故障前の力をどこまで発揮できるかを示す機会となります。
【豊昇龍休場】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:豊昇龍が休場した理由は何ですか?
A1:2026年7月の名古屋場所で右膝の状態が悪化し、右膝内側側副靱帯損傷と診断されたためです。7月25日に名古屋場所を途中休場し、7月29日に靱帯を修復する手術を受けました。
Q2:豊昇龍はなぜ秋場所を全休したのですか?
A2:手術後のリハビリが必要で、本場所に必要な実戦稽古を十分に積めなかったためです。9月13日に初日を迎えた秋場所は初日から休場しました。
Q3:豊昇龍は現在、稽古を再開していますか?
A3:はい。10月10日に秋巡業へ合流し、14日には大の里と10番取るなど、相撲を取る稽古を再開しました。18日には湘南乃海、平戸海と計18番を取っています。
Q4:豊昇龍は九州場所に出場しますか?
A4:2026年10月20日、師匠の立浪親方が九州場所からの復帰を明言しました。11月8日初日の九州場所への出場方針が示されていますが、出場まで右膝の状態を確認しながら調整を続ける必要があります。
Q5:豊昇龍の休場は今回で何度目ですか?
A5:日本相撲協会が秋場所初日に診断書を公表した時点で、通算10度目の休場でした。秋場所は3場所連続の休場で、横綱在位10場所のうち5度目の休場と報じられています。
Q6:豊昇龍は九州場所で優勝できますか?
A6:優勝の可能性を現時点で断定することはできません。秋巡業で稽古を重ねていますが、長い休場期間を経て実戦感覚と体力を戻す必要があります。出場の有無だけでなく、稽古の継続性や右膝の状態、本場所での相撲内容を見て判断することが大切です。
まとめ:豊昇龍の復帰は九州場所へ、鍵は右膝と実戦感覚
豊昇龍休場の直接的な理由は、名古屋場所で悪化した右膝内側側副靱帯損傷と、7月29日に受けた手術です。術後のリハビリと実戦稽古の遅れから秋場所を全休しましたが、10月10日に秋巡業へ合流し、14日以降は相撲を取る稽古も再開しています。
10月20日には立浪親方が九州場所への出場を明言しました。11月8日の初日に向け、現在は稽古量を確保しながら、右膝の状態と実戦感覚を取り戻す段階にあります。
今後の動向を追う際は、単に「復帰する」という発言だけでなく、巡業での稽古内容、稽古後の痛みや腫れ、連日の負荷への対応に注目するのがポイントです。休場の長さや回数だけで復帰後の成績を予測することはできません。
九州場所で豊昇龍が横綱らしい相撲を取り戻せるか。その判断材料は、本人と師匠の意欲だけではなく、土俵上で積み重ねる稽古と、本場所で示される実際の相撲内容にあります。 (出典: 豊昇 龍 休場(Yahoo!ニュース))