ダルビッシュ有の年俸は2026年いくら?無給の理由と歴代契約を徹底解説
2026年10月現在、ダルビッシュ有の年俸をめぐって注目されているのは、契約上の年俸1,500万ドルと、今季の実際の受取額が異なるという異例の状況です。サンディエゴ・パドレスに所属するダルビッシュは、2025年10月に右肘の手術を受け、2026年シーズンを全休。開幕前に制限リスト入りしたことで、今季は球団から給与を受け取らない扱いになったと報じられています。
一方、ダルビッシュのMLBでの契約は総額1億800万ドルの6年契約で、2028年までの契約期間が残っています。北海道日本ハム時代に推定年俸5億円へ到達した若きエースが、テキサス・レンジャーズ、シカゴ・カブスを経て、どのように大型契約を結んできたのか。2026年10月15日に報じられたパドレスGMの発言や、8月のブルペン投球再開も踏まえ、年俸の推移、無給となった理由、今後の去就を整理します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 2026年の契約上の年俸:1,500万ドル。ただし、制限リスト入りにより今季の給与は支払われない扱いとなっている。
- パドレスとの契約:2023年に6年総額1億800万ドルで契約を更新。契約期間は2028年まで。
- 日本ハム時代の最高年俸:2011年に推定5億円へ到達。MLB移籍後は年俸1,000万ドルを超える水準へ上昇した。
- 今後の焦点:2026年8月にブルペン投球を再開。10月時点では現役続行、引退、契約解除のいずれも最終決定に至っていない。
【2026年最新】ダルビッシュ有の現在の年俸は1,500万ドル、それでも無給なのか
ダルビッシュ有の2026年の契約上の年俸は1,500万ドルです。これは2023年にサンディエゴ・パドレスと合意した6年契約に定められた年額であり、契約上の金額と実際に受け取る給与を区別する必要があります。
MLB.comの2026年3月26日付報道によると、ダルビッシュは開幕前に制限リスト入りしました。2025年10月に受けた右肘の手術からの回復に専念するため、通常のチーム帯同とは異なる形でリハビリを進めることになったのです。
その結果、2026年は契約上の年俸が1,500万ドルに設定されている一方、実際には球団から給与を受け取らない扱いになっています。したがって、「2026年の年俸はいくらか」という問いには、次のように答えるのが正確です。
- 契約上の年俸:1,500万ドル
- 2026年の給与受取額:無給となる扱い
- 所属球団:サンディエゴ・パドレス
- 契約期間:2028年まで
1,500万ドルを1ドル=150円で換算すると約22億5,000万円です。ただし、これは為替レートを仮定した参考値であり、実際の支払額や手取り額を示すものではありません。
また、契約上の年俸は税金、代理人報酬、各種控除などを差し引く前の金額です。日本のプロ野球で公表される推定年俸と同じ感覚で、契約上の数字をそのまま選手個人の収入と考えると、実態を見誤る可能性があります。
【無給の理由】右肘手術後の制限リスト入りで何が変わったのか
2026年のダルビッシュを理解するうえで重要なのが、MLBの「制限リスト(Restricted List)」という制度です。故障者リストに登録される一般的な負傷選手とは異なり、制限リストに入った選手は球団の契約下に残りながら、チームへの通常の帯同や給与の扱いが変わる場合があります。
MLB.comは2026年3月の報道で、制限リスト入りした選手は所属球団の契約下にとどまる一方、球団が給与を支払う義務を負わなくなると説明しています。ダルビッシュの場合は、右肘の手術後に自分のペースでリハビリを進めるための取り決めと報じられました。
経緯を時系列で見ると、次のようになります。
- 2025年10月:右肘の手術を受け、2026年シーズンを全休する見通しとなる。
- 2026年1月:引退に関する報道を受け、本人は引退を決めたわけではないと説明。パドレスとの契約解除に向けた話し合いについても言及した。
- 2026年3月:開幕前に制限リスト入り。今季は通常のチーム活動から離れてリハビリに専念することとなる。
- 2026年8月:本拠地ペトコパークでブルペン投球を再開。MLB.comによると、手術後2度目の本格的なブルペンセッションだった。
- 2026年10月:パドレスのA・J・プレラーGMが、数週間以内に本人と今後について話し合う意向を示した。
特に注意したいのは、制限リスト入りした選手がすべて同じ理由で無給になるわけではないという点です。制度上、給与の支払いが義務づけられなくなることと、個々の選手が実際にどのような条件で登録されたかは別の話です。
ダルビッシュの場合、日刊スポーツが2026年10月15日に伝えたパドレスGMの会見内容では、今季分のサラリーを球団に戻し、ほかの選手の補強に活用できる形にしたことも評価されていました。球団の事情に配慮した取り決めが、無給という結果につながったとみられます。
つまり、右肘の手術を受けたから自動的に年俸がゼロになったのではありません。手術後のリハビリ方法、球団との合意、制限リストという制度が組み合わさった結果です。年俸1,500万ドルという数字だけを見て「今季も約22億円を受け取る」と解釈するのは正確ではありません。
【歴代年俸一覧】日本ハム時代からレンジャーズ、カブス、パドレスまで
ダルビッシュ有の年俸推移は、日本球界での急成長、MLB移籍後の実績による上昇、複数年の大型契約という3段階に分けて見ると理解しやすくなります。
北海道日本ハムファイターズ時代の年俸は、契約更改報道などに基づく推定額です。MLB時代は公表された契約の基本年俸を中心に整理しています。出来高払い、サインボーナス、シーズン短縮に伴う実支給額の変化などは、通常の年俸と分けて考える必要があります。
| 年度 | 所属球団 | 年俸・契約上の年額 | 主なポイント |
|---|---|---|---|
| 2005年 | 北海道日本ハム | 推定1,500万円 | プロ入り初年度 |
| 2006年 | 北海道日本ハム | 推定3,000万円 | 年俸が倍増 |
| 2007年 | 北海道日本ハム | 推定7,200万円 | エースとして台頭 |
| 2008年 | 北海道日本ハム | 推定2億円 | 2億円の大台に到達 |
| 2009年 | 北海道日本ハム | 推定2億7,000万円 | 高水準を維持 |
| 2010年 | 北海道日本ハム | 推定3億3,000万円 | 防御率1.78を記録 |
| 2011年 | 北海道日本ハム | 推定5億円 | 日本球界を代表する投手に |
| 2012年 | テキサス・レンジャーズ | 550万ドル | MLB移籍初年度 |
| 2013年 | テキサス・レンジャーズ | 950万ドル | 2年目に上昇 |
| 2014年 | テキサス・レンジャーズ | 1,000万ドル | 基本年俸ベース |
| 2015年 | テキサス・レンジャーズ | 1,000万ドル | 右肘の手術で離脱 |
| 2016年 | テキサス・レンジャーズ | 1,000万ドル | 復帰後のシーズン |
| 2017年 | レンジャーズ/ドジャース | 1,100万ドル | シーズン途中に移籍 |
| 2018年 | シカゴ・カブス | 2,500万ドル | 6年総額1億2,600万ドルの契約 |
| 2019年 | シカゴ・カブス | 2,000万ドル | 大型契約の2年目 |
| 2020年 | シカゴ・カブス | 2,200万ドル | 短縮シーズンのため実支給額とは異なる |
| 2021年 | サンディエゴ・パドレス | 2,300万ドル | カブスから移籍 |
| 2022年 | サンディエゴ・パドレス | 2,000万ドル | 旧契約期間中 |
| 2023年 | サンディエゴ・パドレス | 2,400万ドル+ボーナス600万ドル | 6年総額1億800万ドルの契約に合意 |
| 2024年 | サンディエゴ・パドレス | 1,500万ドル | 新契約の2年目 |
| 2025年 | サンディエゴ・パドレス | 2,000万ドル | 右肘の不調に苦しむ |
| 2026年 | サンディエゴ・パドレス | 1,500万ドル | 契約上の年額。制限リスト入りにより今季は無給の扱い |
| 2027年 | サンディエゴ・パドレス | 1,400万ドル | 契約継続時の予定額 |
| 2028年 | サンディエゴ・パドレス | 1,400万ドル | 契約上の最終年 |
日本ハム時代の年俸推移で目を引くのは、2005年の推定1,500万円から2011年の推定5億円まで、7年間で大きく上昇したことです。2011年1月の日刊スポーツの契約更改報道では、前年の3億3,000万円から1億7,000万円増の5億円で更改したと伝えられました。
この時点でダルビッシュは、プロ入りから短期間で日本球界屈指の高額年俸選手となりました。2010年には防御率1.78、222奪三振を記録し、2011年も防御率1.44を残しています。年俸の上昇は、知名度だけでなく、先発投手としての継続的な実績を背景にしたものでした。
なお、表のMLB時代の数字は、契約上の年俸を中心にした比較用の金額です。2020年のような短縮シーズンや、契約途中の移籍、出来高払いなどによって実際の受取額が異なる年もあります。各年の金額を単純に合算したものが、税引き前の実収入や手取り額と一致するわけではありません。
【契約総額1億800万ドル】パドレスとの大型契約はどう成立したのか
ダルビッシュのMLB移籍は2012年です。日本ハムからポスティングシステムを利用して渡米し、テキサス・レンジャーズと6年契約を結びました。契約は基本額5,600万ドルに最大400万ドルの出来高を加えた総額6,000万ドルです。
この移籍で混同されやすいのが、選手本人の契約金額と、ポスティングに伴って球団へ支払われる譲渡金です。レンジャーズが交渉権獲得のために提示した金額は5,170万3,411ドルでしたが、これはダルビッシュ本人に支払われる年俸とは別のものです。
MLB移籍後、ダルビッシュはレンジャーズで先発投手として実績を積み、2017年途中にロサンゼルス・ドジャースへ移籍しました。2018年にはシカゴ・カブスと6年総額1億2,600万ドルの契約を結び、年俸は2,000万ドルを超える水準に上昇します。
2020年12月にはカブスからパドレスへトレード移籍。そして2023年2月、パドレスと6年総額1億800万ドルの契約に合意しました。契約は2023年から2028年までを対象とし、600万ドルのサインボーナスを含みます。従来の契約の最終年を置き換える形で成立したため、単純に旧契約の残りに6年を上乗せした契約ではありません。
AP通信が伝えた契約条件では、2023年の年俸は2,400万ドル、2024年は1,500万ドル、2025年は2,000万ドル、2026年は1,500万ドル、2027年と2028年はそれぞれ1,400万ドルです。2023年には年俸とは別に600万ドルのサインボーナスが設定されました。
この契約のポイントは、総額の大きさだけではありません。年俸が毎年同じではなく、契約期間全体で支払いを配分していることです。2026年の年俸1,500万ドルは、この契約スケジュールに基づく金額であり、制限リスト入りによって実際の支給状況が変わったことが、現在の年俸を理解するうえでの核心です。
【年俸の仕組み】契約総額と実際の受取額はなぜ違うのか
MLBの年俸を読み解くときは、少なくとも次の4つを区別する必要があります。
- 契約総額:複数年契約で定められた契約全体の金額。
- 契約上の年俸:各シーズンに割り当てられた基本年俸。
- 実際の支給額:契約条件や選手の登録状況などを反映した、その年の支払い。
- 手取り額:税金や代理人報酬などを差し引いた後に選手が受け取る金額。
ダルビッシュの2026年は、この違いがはっきり表れたケースです。契約上の年俸は1,500万ドルですが、制限リスト入りにより今季は給与を受け取らない扱いになっています。契約が残っていることと、当年の給与が支払われることは同じではありません。
また、契約総額1億800万ドルを6で割った単純平均は、1年当たり1,800万ドルです。しかし、これは契約全体を均等に割った比較用の数字にすぎません。各年の契約上の年俸は異なり、サインボーナスや特別な支払条件もあるため、単純平均をその年の実収入とみなすことはできません。
この違いは、ほかの日本人MLB選手の契約を見るとさらに分かりやすくなります。例えば、大谷翔平のドジャースとの契約は10年総額7億ドルですが、MLB.comの契約解説によると、契約期間中に支払われる年額は700万ドルではなく、年俸7,000万ドルのうち6,800万ドルが繰り延べられ、当年の現金支給は200万ドルとなる仕組みです。
山本由伸の契約は12年総額3億2,500万ドルで、単純平均では年約2,708万ドルです。こちらも契約期間、サインボーナス、年度ごとの給与配分がダルビッシュとは異なります。契約総額や平均年俸だけで、各選手のその年の受取額を比較することはできません。
ダルビッシュの年俸比較で見るべきなのは、単に大谷や山本より金額が高いか低いかではありません。契約の長さ、保証内容、年ごとの支給額、繰り延べ払い、故障や登録状況の影響まで確認して初めて、契約の実態が見えてきます。

【2026年10月の最新動向】復帰の可能性と引退・契約解除の行方
ダルビッシュは2025年10月に右肘の手術を受け、2026年シーズンを全休しました。手術では屈筋腱の修復と、内側側副靱帯(UCL)への内部ブレース固定が行われています。術後の回復には時間がかかり、2026年中の公式戦復帰は見送られました。
ただし、シーズンを通して投球を再開できなかったわけではありません。MLB.comの2026年8月26日付報道によると、ダルビッシュは本拠地ペトコパークでブルペン投球を行い、術後2度目となる本格的なブルペンセッションを終えました。本人もリハビリが進んでいることに手応えを示しましたが、復帰時期は決まっていません。
一方、2026年1月には引退をめぐる報道がありました。本人は当時、パドレスとの契約を解除する方向で話し合っているものの、引退は決めていないと説明しています。心身ともに試合で投げられる状態まで回復すれば、再び競技に挑戦する意向も示していました。
そして日刊スポーツの2026年10月15日付報道では、プレラーGMが数週間以内にダルビッシュと今後について話し合う考えを明らかにしました。GMは、来季のプランはまだ決まっておらず、本人の身体的・精神的な状況や考えを聞く予定だと説明しています。
2026年10月25日時点で、現役続行、引退、契約解除のいずれかが正式に確定したとはいえません。ブルペン投球の再開は前向きな材料ですが、投球練習ができることと、MLBの公式戦で先発登板できることは別です。
契約は2028年までの予定となっているものの、今後の条件は本人と球団の話し合いによって変わる可能性があります。2027年の年俸予定額1,400万ドルを、そのまま確定した将来の受取額として扱うのは早計です。
【プロの結論】ダルビッシュ有の年俸の実態を見極める3つのポイント
ダルビッシュ有の年俸を正確に理解するには、数字の大きさだけでなく、その数字が何を表しているのかを見極めることが大切です。
第一に、契約上の年俸と実際の支給額を区別すること。2026年は1,500万ドルの契約上の年俸が設定されていても、制限リスト入りによって給与を受け取らない扱いになっています。契約金額が公表されているからといって、その金額が必ず支払われるとは限りません。
第二に、契約総額と単年の年俸を混同しないこと。6年総額1億800万ドルという数字には、複数年の給与とサインボーナスが含まれます。これを2026年の年俸と同一視したり、単純平均をそのまま実収入と考えたりすると、実態から離れてしまいます。
第三に、最新の去就報道を確認すること。2026年8月のブルペン投球再開は、復帰の可能性を考える材料です。しかし、10月時点では球団との今後の協議が残っており、現役続行や契約解除の結論は出ていません。過去の引退報道だけを根拠に、すでに引退したと判断することもできません。
日本ハム時代に推定年俸5億円へ到達し、MLBでも複数の大型契約を結んできたダルビッシュ。そのキャリアは、選手の市場価値が実績や契約交渉によって高まる一方で、故障や契約条件が実際の収入に大きく影響することを示しています。
【ダルビッシュ有年俸】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:ダルビッシュ有の2026年の年俸はいくらですか? A1:契約上の年俸は1,500万ドルです。ただし、2026年は右肘手術後に制限リスト入りしており、給与を受け取らない扱いとなっています。
Q2:ダルビッシュ有が2026年に無給なのはなぜですか? A2:右肘手術後のリハビリに専念するため、球団と合意した形で制限リスト入りしたことが理由です。この制度では球団に給与支払いが義務づけられなくなり、ダルビッシュは今季の給与を受け取らない扱いになったと報じられています。
Q3:パドレスとの契約総額はいくらですか? A3:2023年に合意した契約は6年総額1億800万ドルで、契約期間は2023年から2028年までです。600万ドルのサインボーナスを含みます。
Q4:日本ハム時代の最高年俸はいくらでしたか? A4:2011年の推定年俸5億円です。日刊スポーツの契約更改報道では、前年から1億7,000万円増で更改したと伝えられました。
Q5:ダルビッシュ有は2027年に復帰しますか? A5:2026年8月にはブルペン投球を再開しましたが、復帰時期は決まっていません。2026年10月時点では、球団GMが本人と今後について話し合う意向を示しており、現役続行や契約解除について最終決定は出ていません。
まとめ:2026年の年俸は「1,500万ドル」と「無給」を分けて理解する
ダルビッシュ有の2026年の契約上の年俸は1,500万ドルです。しかし、右肘手術後の制限リスト入りによって、今季は給与を受け取らない扱いとなっています。契約上の金額と実際の支給額が異なることが、現在の年俸をめぐる最大のポイントです。
日本ハム時代の推定年俸1,500万円から、2011年の5億円、MLB移籍後の大型契約、そしてパドレスとの6年総額1億800万ドル契約まで、ダルビッシュの年俸は実績と契約条件に応じて変化してきました。
2026年8月にはブルペン投球を再開し、10月にはパドレス側が今後の話し合いを予定していることが明らかになりました。2027年以降の復帰や契約の行方は、本人の回復状況と球団との協議に左右されます。
今後のニュースを読む際は、契約上の年俸、実際の給与、契約総額、そして去就に関する正式発表をそれぞれ分けて確認することが、ダルビッシュ有の年俸の実態を正しく理解するための判断基準になります。 (出典: ダルビッシュ 有 年俸(Yahoo!ニュース))