アメックスメタルカードはどれが対象?年会費・特典・使い勝手を2026年最新比較
アメックスメタルカードは、金属ならではの質感や重厚感が特徴のクレジットカードです。しかし、すべてのアメリカン・エキスプレスのカードが金属製というわけではありません。2026年10月現在、公式のメタルカード案内では、個人向けのゴールド・プリファード・カードとプラチナ・カード、法人向けのビジネス・ゴールド・カードとビジネス・プラチナ・カードが対象として案内されています。
選ぶ際に見落とせないのが、年会費の差だけでなく、家族カードの素材、一部の決済端末で利用できない場合の対処法、再発行にかかる費用です。さらに、2026年9月30日にはプラチナ・カードとビジネス・プラチナ・カードに期間限定のミラーデザインが登場しました。ゴールド・プリファードとプラチナの特典を比較しながら、メタルカードを持つ価値と注意点を整理します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 対象カード:ゴールド・プリファード、プラチナ、ビジネス・ゴールド、ビジネス・プラチナの4種類が公式案内に掲載されています。
- 年会費と家族カード:個人向けは年会費39,600円のゴールド・プリファードと165,000円のプラチナが中心。家族カードはプラスチック製です。
- 利用上の注意:一部の自動精算機などではメタルカードを使えない場合があります。通常の再発行手数料は5,500円、ミラーデザインは7,700円です。
【2026年最新】アメックスメタルカードの対象は4種類!個人向けと法人向けを整理
アメックスのメタルカードを選ぶなら、まず確認したいのがカードの種類です。アメリカン・エキスプレスの公式「メタルカード」案内に掲載されているのは、個人向け2種類と法人向け2種類。いずれも基本カードが金属製ですが、家族カードや追加カードまで同じ素材になるわけではありません。
個人向けで比較の中心になるのは、ゴールド・プリファード・カードとプラチナ・カードです。どちらもメタル素材を採用していますが、年会費と付帯特典には大きな差があります。
- ゴールド・プリファード・カード:年会費39,600円(税込)。ゴールドとローズゴールドからデザインを選べます。
- プラチナ・カード:年会費165,000円(税込)。旅行、ホテル、ダイニングなどの特典を幅広く利用したい人向けです。
- ビジネス・ゴールド・カード:年会費49,500円(税込)。基本カードがメタル製で、条件を満たす追加カード1枚も金属製にできます。
- ビジネス・プラチナ・カード:年会費165,000円(税込)。法人経営者や個人事業主向けのメタルカードです。
対象カードや基本仕様は、アメリカン・エキスプレスの公式案内で確認できます。なお、提携カードや一般のアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードまで、すべてがメタル製という意味ではありません。カード名が似ていても、ゴールド・プリファードと従来のゴールド・カードは区別する必要があります。(出典:アメリカン・エキスプレス「メタルカード」公式案内)

【年会費と特典を比較】ゴールド・プリファードとプラチナはどちらがお得?
メタルカードを持つためだけに高い年会費を払うべきか。判断するには、カードの素材と付帯特典を切り離して考えることが大切です。金属製という共通点があっても、2枚のカードは想定する利用スタイルが異なります。
| カード | 基本カード年会費(税込) | 家族・追加カード | 主な特徴 |
|---|---|---|---|
| ゴールド・プリファード | 39,600円 | 家族カード2枚まで無料、3枚目以降19,800円 | ゴールド/ローズゴールド。旅行・ダイニング特典をバランスよく利用したい人向け |
| プラチナ | 165,000円 | 家族カード4枚まで無料 | プラチナ・コンシェルジェ・デスク、ホテル関連特典、旅行サービスなど |
| ビジネス・ゴールド | 49,500円 | 付帯特典ありの追加カードは1枚13,200円。うち1枚をメタル製にできる | 事業経費の集約や従業員用カードの管理に向く |
| ビジネス・プラチナ | 165,000円 | 付帯特典ありの追加カードは4人まで無料、5人目以降は1枚13,200円 | 出張やビジネス関連のサービスを重視する経営者向け |
上表の年会費・カード枚数は、アメリカン・エキスプレスの公式カード案内に基づく基本条件です。追加カードは、付帯特典の有無やカードの種類によって条件が異なります。(出典:アメリカン・エキスプレス「メタルカード」「家族・追加カード」公式案内)
ゴールド・プリファードの魅力は、年会費を抑えながら旅行や食事の特典も活用できる点です。カードを継続し、対象期間中の利用額が200万円(税込)以上になると、国内対象ホテルの1泊2名分の無料宿泊券「フリー・ステイ・ギフト」の対象になります。さらに、トラベルクレジットやプライオリティ・パスなどのサービスも用意されています。ただし、特典には対象施設、利用条件、回数制限などがあるため、申し込み前に個々の条件を確認する必要があります。
一方、プラチナ・カードは、より幅広い旅行・ホテル関連サービスを使いたい人に向きます。2026年7月1日には特典・サービスが改定され、カード継続時のフリー・ステイ・ギフトに加え、年間500万円(税込)以上のカード利用など所定の条件を満たした場合の2泊目特典や、10万円分のエアライン・クレジットなどが案内されています。ホテル・メンバーシップやダイニング関連の特典もありますが、対象条件と実際の利用頻度を見て判断することが欠かせません。(出典:アメリカン・エキスプレス「プラチナ・カードの特典・サービス改定」公式案内)
年会費の差は125,400円です。ゴールド・プリファードからプラチナに切り替えるなら、単にメタルカードを持ちたいという理由ではなく、追加されるサービスに年間125,400円以上の価値を感じられるかが判断の軸になります。旅行の頻度、ホテルの利用額、ダイニング特典の活用度を計算してから選ぶと、年会費の負担を評価しやすくなります。
【家族カードとの違い】セカンドカード・デザイン・見分け方を解説
メタルカードを申し込む前に知っておきたいのが、基本カードと家族カード、セカンドカードの違いです。基本カードがメタル製でも、家族カードまで金属製になるとは限りません。個人向けのゴールド・プリファードとプラチナでは、家族カードはプラスチック製です。
ゴールド・プリファードは家族カード2枚まで年会費無料で、3枚目以降は1枚につき19,800円(税込)。プラチナは家族カード4枚まで年会費無料です。家族カードは家族が利用するためのカードであり、基本カード会員本人が用途を分けて使うセカンドカードとは役割が異なります。
プラチナ・カードには、基本カード会員本人が使えるプラスチック製のセカンド・プラチナ・カードもあります。これは基本カードとは異なるカード番号で発行され、追加の発行手数料や年会費はかかりません。金属製カードを使いにくい端末での支払いなど、用途に応じた使い分けが可能です。なお、ゴールド・プリファードには、このセカンドカードの発行はありません。(出典:アメリカン・エキスプレス「プラチナ・カード〈メタル製/プラスチック製〉」公式案内)
デザインで見分ける場合、ゴールド・プリファードはゴールドとローズゴールドの2種類があり、利用できるサービスや特典は共通です。プラチナは通常デザインに加え、2026年9月30日から期間限定のミラーデザインが登場しました。対象は個人向けプラチナとビジネス・プラチナで、家族カードや追加カード、セカンドカードは対象外です。
ミラーデザインは通常デザインと同じメタル素材で、表面に鏡面仕上げを施しています。新規入会時に選択する場合は追加手数料がかかりませんが、既存カードからのデザイン変更には7,700円(税込)がかかります。オンラインでの申し込み期限は2027年2月1日と案内されていますが、受付状況によっては予定より早く終了する可能性もあります。(出典:アメリカン・エキスプレス「ミラーデザイン」公式案内)

【使えない店・決済端末は?】メタルカードの仕組みと実用的な対処法
メタルカードの注意点として、まず押さえたいのが、一部の決済端末では利用できない場合があることです。これは「アメックスに対応していない店」とは別の問題です。店舗がアメリカン・エキスプレスに対応していても、端末の構造や機能、金属製カードの材質上の理由から、メタルカードを受け付けないケースがあります。
アメリカン・エキスプレスの公式案内では、駅の自動券売機、ガソリンスタンド、コインパーキングなどのオートローディング式自動精算機が例として挙げられています。こうした端末では、カードの読み取り方法や挿入機構との相性が問題になることがあります。すべての駅やガソリンスタンドで使えないという意味ではなく、端末によって対応状況が異なります。(出典:アメリカン・エキスプレス「メタルカードのご利用方法」公式案内)
対処法は、次の3つです。
- タッチ決済を試す:端末がコンタクトレス決済に対応していれば、カードをかざして支払える場合があります。
- プラスチック製カードを使う:プラチナや対象のビジネスカードでは、セカンドカードを利用できる場合があります。
- 別の支払い方法を準備する:現金やスマートフォン決済など、利用できる代替手段を用意しておくと安心です。
メタルカードは、表面にカード番号がなく、番号は裏面に記載されています。タッチ決済やスマートフォン決済にも対応していますが、決済方法や対応端末によって利用可否は異なります。また、セカンドカードは基本カードと番号が違うため、オンラインサービスの登録やICカード暗証番号の設定を別途行う必要があります。
なお、プラスチック製のセカンドカードは、メタルカードとまったく同じサービスを利用できるとは限りません。基本カードに付帯する特典の適用条件や、カードごとの利用規約も確認しておきましょう。
【再発行費用と歴代デザイン】2018年から2026年までの主な変化
メタルカードは、発行時や更新時に無料で受け取れる一方、再発行やデザイン変更では費用がかかる場合があります。特に紛失・盗難への対応と、デザインを変えるための再発行は区別して理解しておきたいポイントです。
2026年10月現在、アメリカン・エキスプレスの公式案内では、通常のメタルカードの再発行手数料は5,500円(税込)、ミラーデザインの再発行・デザイン変更は7,700円(税込)です。新規発行や通常のカード更新は無料とされています。再発行後はカード番号が変わるため、公共料金、サブスクリプション、ネット通販などに登録している支払い情報の更新が必要になることがあります。(出典:アメリカン・エキスプレス「カードの再発行」「ミラーデザイン」公式案内)
法人向けのビジネスカードについても、2026年2月5日の再発行受付分から、メタル製カードの再発行手数料5,500円(税込)が適用されると公式に案内されています。プラスチック製カードの再発行は従来どおり無料とされています。(出典:アメリカン・エキスプレス「ビジネス・カードのメタル製カード再発行手数料導入のお知らせ」)
歴代デザインの流れを理解するうえで、節目となるのは次の3つです。
- 2018年:アメリカン・エキスプレスの公式沿革によると、プラチナ・カードでメタルカードの発行が始まりました。
- 2024年2月20日:ゴールド・プリファード・カードの発行が開始され、従来のアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードは新規申し込み受付を終了しました。ゴールド・プリファードにはメタル素材と2種類のカラーが採用されています。
- 2026年9月30日:プラチナ・カードとビジネス・プラチナ・カードに、期間限定のミラーデザインが登場しました。
メタルカードの魅力は、見た目や手触りだけではありません。カードの更新や再発行では、金属製カードを自分で切断して処分することが難しいため、アメリカン・エキスプレスは返却用封筒の案内を設けています。不要になったカードを処分する際は、公式の案内に従うのが安全です。(出典:アメリカン・エキスプレス「沿革」「ゴールド・プリファード発行開始のお知らせ」「メタルカード」公式案内)

【プロの結論】メリット・デメリットと評判から考える、本当に必要な人
メタルカードの評価が分かれる理由は、カードに求める価値が人によって違うからです。金属の質感やデザインに魅力を感じる人もいれば、年会費や端末の使い勝手を重視する人もいます。素材の満足感と、特典から得られる実益は分けて判断する必要があります。
メリットは、質感の高いデザイン、カードを所有する満足感、そしてカード本来の付帯特典を同時に享受できることです。ゴールド・プリファードなら旅行・ダイニング関連のサービスを比較的抑えた年会費で利用でき、プラチナならより幅広い旅行・ホテル関連サービスを検討できます。法人向けでは、経費決済の集約や従業員用カードの管理という実務上の利点もあります。
一方、デメリットも明確です。金属製であること自体がポイント還元率を高めたり、決済できる店舗を増やしたりするわけではありません。一部の端末で使えない可能性があり、再発行には費用がかかります。年会費が高いカードでは、特典を使わなければ支出に見合う価値を得にくくなります。
また、SNSや口コミで語られるカードの印象は、利用者の生活スタイルによって変わります。デザインや所有感への満足度が高くても、旅行やダイニング特典を利用しない人にとっては、年会費の負担が大きく感じられることがあります。逆に、特典を継続的に活用できる人なら、年会費を単なるカード維持費ではなく、サービスを受けるための費用として評価できます。
メタルカードが向いている人
- 金属製のカードデザインや手触りを重視する人
- 旅行、ホテル、ダイニングなどの付帯特典を日常的に使う人
- 家族カードやセカンドカードの条件を理解し、用途に合わせて使い分けられる人
- 法人決済を集約し、カードの管理や利用明細の確認を効率化したい人
おすすめしにくい人
- カードの素材以外に特に求めるものがなく、年会費を抑えたい人
- 特典の対象条件や利用制限を確認するのが負担に感じる人
- 自動精算機を頻繁に利用し、カードを1枚だけで済ませたい人
- 再発行費用や、カード番号変更に伴う登録情報の更新を避けたい人
選び方の基本は、最初に年会費を決め、次に利用する特典を洗い出し、最後に素材やデザインを比較することです。個人向けならゴールド・プリファードを基準に、プラチナの特典を実際にどれだけ使うか計算してみましょう。メタルカードのためだけに年会費を上げるのではなく、必要なサービスを受ける結果としてメタルカードを選ぶ。それが、長期的な満足度を高める判断基準です。
【アメックスメタルカード】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:アメックスメタルカードは年会費無料で持てますか?
A1:基本カードのメタルカードは、対象カードの年会費が必要です。ゴールド・プリファードは39,600円(税込)、プラチナは165,000円(税込)です。発行時や通常の更新時の手数料は無料ですが、これは年会費が無料という意味ではありません。
Q2:アメックスメタルカードは家族カードも金属製ですか?
A2:個人向けのゴールド・プリファードとプラチナでは、家族カードはプラスチック製です。プラチナには本人名義で利用できるプラスチック製のセカンドカードもあります。法人向けのビジネス・ゴールドでは、所定の条件で追加カード1枚をメタル製にできます。
Q3:アメックスメタルカードが使えない場合はどうすればよいですか?
A3:タッチ決済に対応した端末なら、カードをかざして支払える場合があります。プラチナなどセカンドカードの対象カードでは、プラスチック製カードを利用する方法もあります。利用できる支払い方法は店舗や端末によって異なるため、代替手段を準備しておくと安心です。
まとめ:年会費・特典・使い勝手で選ぶアメックスメタルカード
2026年10月現在、アメックスメタルカードは、個人向けのゴールド・プリファードとプラチナ、法人向けのビジネス・ゴールドとビジネス・プラチナが公式案内の対象です。個人向けの年会費は39,600円と165,000円で大きく異なり、家族カードの無料発行枚数や旅行関連の特典にも違いがあります。
メタルカードには、デザインや所有感という魅力がある一方、一部の決済端末で利用できないことや、再発行手数料が発生することなどの注意点もあります。通常の再発行は5,500円(税込)、プラチナ系のミラーデザインへの変更・再発行は7,700円(税込)です。
カードを選ぶ際は、素材の好みだけで決めず、年会費に見合う特典を利用できるか、家族カードやセカンドカードが自分の用途に合うかを確認しましょう。メタルカードの価値は、金属製という特徴だけでは決まりません。自分の支出やライフスタイルに合ったサービスを選ぶことが、納得できる1枚につながります。 (出典: アメックス メタル カード(Yahoo!ニュース))