フェアリーステークス過去10年を徹底解説!2026年結果・人気・枠順・配当の傾向
フェアリーステークスの過去データを調べるなら、まず押さえたいのが2026年の波乱の決着です。2026年1月11日に中山競馬場で行われた第42回フェアリーステークス(GIII)は、5番人気のブラックチャリスが優勝。2着に10番人気のビッグカレンルーフ、3着に11番人気のレオアジャイルが入り、3連単は87万9,080円という高配当になりました。
過去10年の歴代優勝馬を振り返ると、上位人気が勝ち切れない年がある一方、2〜5番人気の馬が安定して勝ち馬に名を連ねています。さらに、前走が新馬戦だった馬や、重賞で敗れた経験を持つ馬にもチャンスがあります。中山芝1600mのコース特性、人気別・枠順別の傾向、脚質、上がり3ハロン、前走ローテーション、血統、配当を整理し、次回の予想に役立つポイントを解説します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 2026年の結果:ブラックチャリスが5番人気で優勝。3連単は879,080円。
- 過去10年の人気傾向:2017〜2026年の勝ち馬10頭のうち8頭が2〜5番人気。1番人気の優勝はゼロ。
- 枠順・脚質の考え方:外枠からの優勝も多く、先行馬だけでなく差し馬も勝利。枠や脚質だけで決めつけないことが重要。
- 穴馬の狙い方:前走の着順だけで評価を下げず、中山マイルへの適性、位置取り、成長力を総合的に判断する。
【2026年最新結果】ブラックチャリスが優勝、3連単87万円超の波乱
2026年のフェアリーステークスは、1月11日(日曜)に中山芝1600mで開催されました。JRA公式のレース成績によると、優勝したのは津村明秀騎手が騎乗したブラックチャリス。勝ちタイムは1分33秒6で、2着、3着も同タイムとなる接戦でした。
2着には10番人気のビッグカレンルーフ、3着には11番人気のレオアジャイルが入り、人気上位馬中心の予想では捉えにくい結果となりました。払戻金も波乱を象徴しています。
- 1着:ブラックチャリス(5番人気)
- 2着:ビッグカレンルーフ(10番人気)
- 3着:レオアジャイル(11番人気)
- 単勝:1,100円
- 馬連:17,740円
- 3連複:180,090円
- 3連単:879,080円
とりわけ注目したいのは、3連単の87万9,080円です。2017〜2026年の10年間で比較しても、この金額は最高水準。2023年にも3連単51万7,430円の高配当が発生しており、フェアリーステークスでは人気薄の台頭を軽視できません。
ブラックチャリスは父キタサンブラック、母ゴールドチャリス、母の父トゥザワールドという血統です。JRAの出走馬情報では、函館2歳ステークス2着、ファンタジーステークス4着などの実績が紹介されていました。前走のファンタジーステークスは芝1400mで、今回は初めてのマイル戦。距離延長に対応したことも、レースを振り返るうえで重要なポイントです。
一方、2着馬と3着馬も含めて見ると、2026年は5番人気、10番人気、11番人気の組み合わせでした。人気順だけでなく、各馬の位置取りや距離適性を検討する必要性を示した一戦です。

【歴代優勝馬一覧】フェアリーステークス過去10年の勝ち馬・人気・タイム
2017年から2026年までの歴代優勝馬をまとめました。人気と勝ちタイム、騎手、上がり3ハロンを並べると、特定の人気や末脚のタイプだけでは説明できないレースの特徴が見えてきます。成績はJRA公式のレース結果と競馬データベースの記録に基づいています。
| 開催年 | 優勝馬 | 単勝人気 | 騎手 | 勝ちタイム | 上がり3F |
|---|---|---|---|---|---|
| 2026年 | ブラックチャリス | 5番人気 | 津村明秀 | 1分33秒6 | 35.1秒 |
| 2025年 | エリカエクスプレス | 2番人気 | 戸崎圭太 | 1分32秒8 | 35.1秒 |
| 2024年 | イフェイオン | 5番人気 | 西村淳也 | 1分34秒0 | 34.8秒 |
| 2023年 | キタウイング | 11番人気 | 杉原誠人 | 1分34秒3 | 34.9秒 |
| 2022年 | ライラック | 5番人気 | M.デムーロ | 1分35秒2 | 34.7秒 |
| 2021年 | ファインルージュ | 3番人気 | C.ルメール | 1分34秒4 | 35.0秒 |
| 2020年 | スマイルカナ | 3番人気 | 柴田大知 | 1分34秒0 | 35.0秒 |
| 2019年 | フィリアプーラ | 3番人気 | 丸山元気 | 1分36秒0 | 34.5秒 |
| 2018年 | プリモシーン | 2番人気 | 戸崎圭太 | 1分34秒6 | 34.5秒 |
| 2017年 | ライジングリーズン | 10番人気 | 丸田恭介 | 1分34秒7 | 35.4秒 |
この一覧で目立つのは、2023年のキタウイングが11番人気、2017年のライジングリーズンが10番人気で勝利している点です。反対に、2021年のファインルージュや2020年のスマイルカナのように、3番人気の馬が勝つ年もあります。
つまり、フェアリーステークスは毎年大荒れになるレースでも、人気馬が必ず苦戦するレースでもありません。比較的支持された馬が勝つ年と、人気薄が上位を独占する年の両方があるため、人気だけでなく展開やコース適性を組み合わせて判断する必要があります。
騎手別では、戸崎圭太騎手が2018年のプリモシーン、2025年のエリカエクスプレスで優勝しています。ただし、過去10年の勝ち馬を見る限り、特定の騎手が継続的に勝利を独占しているわけではありません。騎手の知名度や過去の実績だけで評価を固定せず、当日の馬の状態や枠順も確認したいところです。
【人気別・枠順別成績】1番人気が勝ち切れない理由と穴馬の条件
フェアリーステークスの過去10年で、1番人気の馬は一度も優勝していません。一方、2〜5番人気の馬は10頭中8頭を占めます。勝ち馬だけを対象にした集計では、極端な穴馬ばかりが勝っているのではなく、一定の支持を集めた馬が勝利するケースが中心です。
ただし、10番人気のライジングリーズンや11番人気のキタウイングのように、単勝人気が低い馬の勝利もあります。2026年は勝ち馬が5番人気だったものの、2着と3着には10番人気、11番人気が入りました。馬券の組み合わせまで考える場合は、勝ち馬候補と相手候補で評価の基準を分ける方法も有効です。
1番人気が勝ち切れない背景として考えられるのは、3歳牝馬による年明けの重賞であることです。各馬の成長度やレース経験に差があり、2歳時の実績がそのまま3歳初戦の結果につながるとは限りません。前走で強い競馬をした馬でも、初めての中山や距離変更への対応が課題になる場合があります。
枠順については、2017〜2026年の勝ち馬10頭を枠番ごとに見ると、8枠が3勝、1枠と7枠がそれぞれ2勝。4枠、5枠、6枠は各1勝で、2枠と3枠からは勝ち馬が出ていません。この集計は勝利数のみを比較したもので、各枠の出走数や複勝率まで示すものではありませんが、少なくとも外枠だから消し、内枠だから買いという単純な判断はできません。
2026年も8枠15番のブラックチャリスが勝利し、2枠4番のビッグカレンルーフが2着、1枠1番のレオアジャイルが3着に入りました。内外の枠が上位に混在した結果です。枠順を評価するときは、馬番だけでなく、先行力、スタートの安定性、コーナーでの進路取りを確認することが大切です。
穴馬を探す際は、人気が低いこと自体を買い材料にするのではなく、人気が低く評価されている理由を確認しましょう。前走の着順が悪くても、距離や展開が合わなかっただけなのか、能力面の問題があったのかによって評価は変わります。前走内容と今回の条件を照らし合わせることが、穴馬選びの出発点です。

【脚質・上がり3ハロン】中山芝1600mで重視したい展開と位置取り
フェアリーステークスの舞台となる中山芝1600mは、外回りコースを使用します。直線が長い東京のマイル戦とは異なり、コーナーでの位置取りや進路の確保、最後の直線にある急坂への対応が結果を左右します。単純な瞬発力だけでなく、道中で脚を温存できるか、勝負どころでスムーズに加速できるかも重要です。
過去10年の勝ち馬を脚質別に見ると、差し馬の優勝が目立つ一方、2020年のスマイルカナは逃げ切り、2024〜2026年は先行タイプの馬が3年連続で勝利しました。後方からの末脚だけが有利なわけでも、前に行けば必ず残れるわけでもありません。展開によって有利な位置取りが変わる点に注目したいところです。
2026年のブラックチャリスは、コーナー通過順位が3、5、4番手で、上がり3ハロンは35.1秒でした。2着のビッグカレンルーフも3、3、4番手付近で運び、3着のレオアジャイルは先頭付近でレースを進めています。前方で運んだ馬が上位を占めたことからも、2026年は直線だけで差し切る展開ではありませんでした。
上がり3ハロンにも幅があります。過去10年の優勝馬では、2018年と2019年の34.5秒が速い一方、2017年は35.4秒、2026年と2025年は35.1秒でした。上がり最速級の末脚が必須というわけではなく、レース全体のペースと道中の位置取りを含めて評価する必要があります。
予想時には、前走の上がり3ハロンだけを比べるのではなく、どの位置からそのタイムを出したのかまで確認しましょう。後方から速い上がりを使っていても、今回も同じように差し届くとは限りません。反対に、前走で上がりが目立たなくても、先行して長く脚を使える馬は中山のコース形態に対応する可能性があります。
また、若い牝馬のレースでは、序盤の折り合いや馬群での経験も無視できません。枠順が良くてもスタートで後手を踏めば位置取りが難しくなり、外枠でもスムーズに先行できれば能力を発揮しやすくなります。脚質を固定的に評価するより、想定するペースと各馬の競馬の形が合っているかを確認することが大切です。
【前走ローテーション・血統・騎手】実績よりも今回の条件への対応力
フェアリーステークスでは、前走が新馬戦だった馬、未勝利戦を勝ち上がった馬、1勝クラスや重賞を経験した馬など、さまざまなローテーションから好走馬が出ています。キャリアが浅い馬でも、マイルへの適性や成長力があれば上位に食い込む余地があります。
2025年の優勝馬エリカエクスプレスは、前走が新馬戦でした。デビュー戦を勝って重賞に臨み、そのままフェアリーステークスを制しています。対照的に、2026年のブラックチャリスは函館2歳ステークス2着、ファンタジーステークス4着という重賞経験を持ち、1400mから1600mへ距離を延ばして勝利しました。
2024年のイフェイオンは未勝利戦を勝った後に重賞へ挑み、優勝しています。また、2023年のキタウイングは阪神ジュベナイルフィリーズで14着に敗れた後、フェアリーステークスで11番人気の勝利を挙げました。前走の着順だけを見て評価を下げると、条件が変わって巻き返す馬を見落とす可能性があります。
前走ローテーションを確認するときは、レース名だけでなく、距離、競馬場、出走頭数、ペース、着差、上がり3ハロンをセットで見るのがおすすめです。特に、前走が1400mだった馬はマイルで折り合えるか、1800m以上だった馬は追走に対応できるかなど、今回の距離で変わる条件を考える必要があります。
血統面では、2024年のイフェイオンと2025年のエリカエクスプレスが、ともに父エピファネイアの産駒でした。2年連続で同じ父の産駒が勝利した点は注目に値しますが、2026年には父キタサンブラックのブラックチャリスが優勝しています。過去の連続勝利だけで特定の種牡馬を過信するのではなく、血統は距離適性や成長力を考える材料の一つとして扱うのが適切です。
騎手についても同様です。戸崎圭太騎手は2018年と2025年に優勝していますが、ほかの年はさまざまな騎手が勝利しています。騎手の過去成績を参考にしつつ、騎乗馬の脚質や枠順との相性、レースで求められる位置取りを合わせて考えたいところです。

【配当・払戻金と3連単】高配当が生まれる年の共通点と馬券の考え方
フェアリーステークスの配当を振り返ると、3連単で10万円を超える決着が珍しくありません。2017〜2026年の10年間では、2023年が517,430円、2024年が157,970円、2025年が105,960円、2026年が879,080円でした。2023年から2026年まで4年連続で10万円を超えています。
一方、2022年の3連単は39,100円でした。つまり、毎年必ず大波乱になるわけではありません。人気馬が上位を占める年もあれば、人気薄が複数頭絡む年もあり、結果の振れ幅が大きい点がこのレースの特徴です。
2026年のように、5番人気の勝ち馬に10番人気、11番人気が続くと、3連単の配当は大きく跳ね上がります。勝ち馬を当てることと、3着以内に入る馬をすべて選ぶことは別の課題です。人気馬を軸にする場合でも、相手候補を人気上位だけに限定すると、高配当の決着を取り逃すことがあります。
ただし、配当の高さだけを理由に人気薄を大量に買う方法には注意が必要です。人気が低い馬には、それぞれ低評価の理由があります。前走の大敗が展開によるものなのか、距離適性の問題なのか、能力差によるものなのかを整理し、巻き返す根拠がある馬に絞ることが重要です。
馬券を組み立てる際は、次のような順序で候補を評価すると、予想の軸がぶれにくくなります。
- 軸候補:マイル適性、近走の内容、位置取りの安定性を重視する。
- 相手候補:前走着順だけでは評価しきれない馬や、展開が向きそうな馬も検討する。
- 穴馬候補:距離変更、コース替わり、成長による変化など、巻き返しの理由が説明できる馬を選ぶ。
- 最終確認:枠順、馬場状態、当日の気配を確認し、想定した展開が成立するかを考える。
過去データは将来の結果を保証するものではありません。特に、3連単の高配当を狙う場合は、的中率だけでなく購入金額や不的中が続く可能性も考慮する必要があります。人気薄を買うこと自体を目的にせず、各馬の評価と馬券の組み合わせに一貫性を持たせることが大切です。
【プロの結論】フェアリーステークスの過去データを予想に生かす3つの判断基準
過去10年の結果から導ける実践的なポイントは、大きく3つあります。
第一に、1番人気を無条件に信頼しないこと。2017〜2026年の勝ち馬10頭には1番人気が含まれていません。一方で、2〜5番人気が8勝しています。人気上位をすべて切るのではなく、支持されている馬の中からコース適性や展開が合う馬を選び、過信を避ける考え方が有効です。
第二に、枠順と脚質をセットで評価すること。過去の勝ち馬は内枠にも外枠にも分布し、逃げ、先行、差しのいずれからも優勝馬が出ています。枠順だけ、あるいは末脚の数字だけで有利不利を決めず、スタートから4コーナーまでの位置取りを想定することが重要です。
第三に、前走の着順よりも今回の条件で変わる部分を見ること。新馬戦から連勝する馬もいれば、重賞で敗れた後に巻き返す馬もいます。前走の距離、競馬場、ペース、上がり3ハロンを確認し、中山芝1600mで能力を発揮できるかを判断しましょう。
穴馬を狙う読者に向いているのは、前走の着順だけで評価を決めず、展開や条件変更まで検討できる人です。一方、過去の高配当だけを根拠に人気薄を広く買う方法は、的中率や資金管理の面で注意が必要です。データを使う目的は、高配当を保証することではなく、買う馬と見送る馬の判断基準を明確にすることにあります。
【フェアリーステークス過去】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:フェアリーステークスの過去10年の歴代優勝馬は?
A1:2017年から2026年までの優勝馬は、ライジングリーズン、プリモシーン、フィリアプーラ、スマイルカナ、ファインルージュ、ライラック、キタウイング、イフェイオン、エリカエクスプレス、ブラックチャリスです。2026年はブラックチャリスが5番人気で優勝しました。
Q2:フェアリーステークスは1番人気が強いレースですか?
A2:2017〜2026年の勝ち馬を集計すると、1番人気の優勝はありません。一方、2〜5番人気の馬が8勝しています。ただし、この数字は勝ち馬に限った集計であり、1番人気の2着・3着を含めた好走率とは異なります。
Q3:フェアリーステークスは外枠が有利ですか?
A3:過去10年の勝ち馬では8枠が3勝し、7枠と1枠がそれぞれ2勝しています。ただし、これは勝利数だけの比較です。外枠が常に有利と決めつけず、馬の先行力、スタート、コーナーでの位置取りなどを併せて評価しましょう。
Q4:フェアリーステークスで高配当を狙うなら、どのような馬に注目すべきですか?
A4:前走の着順だけでは評価しにくい馬や、距離変更で持ち味を発揮できそうな馬、展開が向きそうな馬が検討対象になります。2026年は3連単879,080円でしたが、高配当になるかどうかは事前に確定できません。人気薄を買う場合も、巻き返しの根拠を確認することが重要です。
Q5:前走が新馬戦や未勝利戦の馬でも勝てますか?
A5:はい。2025年のエリカエクスプレスは新馬戦から、2024年のイフェイオンは未勝利戦からフェアリーステークスに臨み、優勝しました。キャリアの長さだけで判断せず、前走の内容、距離適性、成長力を確認しましょう。
Q6:上がり3ハロンが速い馬を優先すべきですか?
A6:末脚は重要な判断材料ですが、上がり3ハロンの数字だけで優劣は決められません。フェアリーステークスでは差し馬だけでなく、逃げ馬や先行馬も優勝しています。上がりの速さとともに、道中の位置取りや想定ペースを確認するのがおすすめです。
まとめ:フェアリーステークスの過去データから失敗しない判断基準を整理
フェアリーステークスの過去10年を振り返ると、人気上位馬の安定感と人気薄の激走が共存しています。2026年はブラックチャリスが優勝し、10番人気と11番人気が2、3着に入ったことで、3連単は879,080円となりました。2023年にも50万円を超える3連単が発生しており、相手選びの難しさが表れています。
一方で、過去の結果から確実な法則を見つけようとするのは危険です。1番人気が勝っていないことも、8枠の優勝が多いことも、次回の結果を保証するものではありません。人気別・枠順別のデータは判断材料として使い、脚質、上がり3ハロン、前走ローテーション、血統、騎手、当日の馬場状態を総合的に評価しましょう。
次回の予想では、まずマイル適性と近走内容から軸候補を選び、枠順と想定ペースを踏まえて相手候補を広げ、最後に人気と配当のバランスを検討するのが基本です。フェアリーステークスの過去データは、人気薄を機械的に買うためではなく、見落としている好走条件を探し、納得できる予想を組み立てるために活用しましょう。 (出典: フェアリー ステークス 過去(Yahoo!ニュース))